業者選びのポイント

業者選びのポイント

ファクタリング会社にも多くの会社がありますが、その内どんな会社を選ぶとよいのでしょうか?

本記事では、ファクタリング会社の選び方についてご紹介していきます。

 

ファクタリング会社には強みがある

世の中には多くのファクタリング会社があり、いざファクタリングを検討しようと思ったときどこに相談すればよいか迷うという方もいるでしょう。

そうしたときは、まずはファクタリング会社の特徴や強みを押さえるところから始めることをおすすめします。

例えば、ファクタリング会社によって以下のような特徴を持っていることがあります。

  • ・A社:2者間ファクタリングに強く即日決済を目指せる
  • ・B社:2者間ファクタリングで債権譲渡登記なしでも検討できる
  • ・C社:手数料は割高だが審査が比較的緩い
  • ・D社:医療ファクタリングに強く手数料が業界最低水準
  • ・E社:3者間ファクタリングでもスピーディ―に実施できる

それぞれについて見てみましょう。

2者間ファクタリングに強く即日決済を目指せる

ファクタリングを検討している方の中には、資金繰りに困ってできるだけ早く現金を手にしたいと思っている方も多いでしょう。2者間ファクタリングであれば3者間ファクタリングのように債権譲渡について通知や承認が不要のため、最短即日での決済も目指せます。現金をできるだけ早く手にしたいと思っている方は、こうした点に力を入れているファクタリング会社を探してみるのがおすすめです。

2者間ファクタリングで債権譲渡登記なしでも検討できる

2者間ファクタリングは売掛先に知られることなく売掛債権を売却できるという特徴があります。

しかし、売掛先企業に知らせないということもあり、原則として債権譲渡登記をする必要があります。債権譲渡登記をしてしまうと、誰でも債権譲渡に関する情報を見られるようになり、可能性は高くはないといえ、売掛先企業にも知られてしまう可能性があります。こうしたリスクをどうしても回避したいのであれば、債権譲渡登記なしでも検討できるファクタリング会社を探す必要があるでしょう。

手数料は割高だが審査が比較的緩い

ファクタリングを実施するときには、ファクタリング会社に対して手数料を支払う必要があります。この手数料の比率はファクタリング会社が背負うリスクに比例しているのが一般的で、大手のファクタリング会社ほど審査が厳しく、手数料が安くなる傾向にあります。逆に言えば、中小企業であるなど売掛債権の信用度が低いようであれば、手数料は割高だが審査が比較的緩い企業を探してみるとよいでしょう。

医療ファクタリングに強く手数料が業界最低水準

ファクタリング会社の中には医療・介護ファクタリングなど業界独自のファクタリングを得意としているところがあります。こうしたところは、他社と比べて手数料が安いなどお得な設定にしていることも少なくありません。対応に慣れている分、スピーディ―に実施してくれる可能性も高くなるでしょう。

3者間ファクタリングでもスピーディ―に実施できる

3者間ファクタリングは2者間ファクタリングと異なり、売掛先に債権譲渡について通知したり承認を受けたりする必要があります。この辺りは、慣れによってスピードが変わるものです。3者間ファクタリングを得意としており、豊富な実績のある会社であれば、3者間ファクタリングでもスピーディ―に実施できるでしょう。

 

業者選びの5つのポイント

以上を踏まえて、業者選びの5つのポイントをご紹介していきます。

債権の種類を確認しよう

まずは債権の種類を確認しましょう。
ファクタリングには売掛債権だけでなく診療報酬や建設業債権など業界独自の債権を対象としているものがあります。これによって、依頼するファクタリング会社が変わってきます。

ファクタリングの方法を決めよう

次に、ファクタリングの方法を決めます。

具体的には、2者間ファクタリングか3者間ファクタリングのいずれかを選ぶことになります。両者にはいくつかの違いがありますが、一番大きな違いは、売掛先企業に知られるかどうかということです。

また、手数料の相場も変わります。手数料が高くとも売掛先企業に知られたくない場合は2者間ファクタリング、売掛先企業に知られてもいいから手数料を安くしたいという場合には3者間ファクタリングと考えておくとよいでしょう。

ファクタリングの方法に強い業者を選ぼう

通常のファクタリングか医療のファクタリングか、2者間ファクタリングか3者間ファクタリングかについて決めたら、それぞれに強みがあるファクタリング会社を絞り込むようにします。

具体的に相談してみよう

ファクタリング会社を絞り込んだら、それぞれのファクタリング会社に具体的に相談してみましょう。
ここで大事なことは、この段階で1社に絞るのではなく複数の業者に相談してみて条件を確認すると共に、担当者がしっかり対応してくれるかどうかを確認するということです。

ファクタリング会社を比較して決定しよう

上記のステップを踏んだら、最後に複数のファクタリング会社を比較して1社に決めるようにしましょう。

ファクタリング会社の中には、そうたくさんあるわけではありませんが、中には闇金まがいの行為もする業者もいるため、こうした業者を選んでしまわないためにも、怪しい動きをする会社がいたら絶対に契約しないようにすることも大切なことです。

 

まとめ

ファクタリング会社について、業者の選び方をご紹介しました。
ファクタリング会社にはそれぞれ得意分野があるため、本記事の内容を参考に、自社の状況にあった会社を選べるようにしましょう。